ダイとメイ、時々こてつの思い出。

コーギーとの暮らし、病気のメモ、思い出

こてつの妹

今日はこてつの妹についての話です。キジトラ猫のメイです。


2015年12月31日、寒空のウッドデッキ下、か細い声で鳴いている子猫を、朝の散歩に出かけるこてつ父&こてつが発見しました。

とはいえすぐに保護したわけではありません。

うちにはこてつがいるし、猫を飼ったことはないし、親猫がどこかにいるかもしれないし。


ところが昼も、そして夜の散歩に3人で出たときにもまだ同じ場所にいるのです。散歩から帰り、家に入ろうとすると後ろからトコトコついてくる。


ごめんね、うちにはこてつがいるから飼えないよ。


そういって扉をしめましたが、東京都でも最果ての山奥。夜は余裕で氷点下で、このまま放置したら命を落とすのは確実でした。


こてつ父 どうする?

こてつ母 こてつと大丈夫かな?

     帰省するときは?

こてつ父 こてつはどう?家族に迎え入れてもいい?

こてつ  いいよ。


こてつの目をじっと見ると、いいよって言う声が本当に聞こえたんです。私にもこてつ父にも。


そのときからうちには娘ができて、こてつには妹ができました。


メイは母よりも父よりも、兄ちゃんが大好きで、こてつの後追いばかりする子でした。自分を助けてくれたのがこてつであることをわかっていたのかもしれません。


隔離期間がおわり、そして亡くなる数日前まで、こてつはよくメイのお尻を舐めてあげようとしていました。メイにとってもこてつは兄ちゃんで父ちゃんで母ちゃんでした。


こてつがメイのしつけをしてくれたので、メイは食事中にテーブルからご飯を奪ったりしないし、壁を傷つけたりもしない良い子に育ちました。

留守番のときも、こてつがハウスできるので、メイもハウスしてくれます。


猫ってこんなに楽なんだ、というのが最初の正直な思いでしたが、こてつが楽にしてくれていたんだよね。ありがとう。



仕事帰りの父を出迎え中の二人。

×

非ログインユーザーとして返信する